オーブンベイクド製法とは?愛犬・愛猫の健康に良い理由を徹底解説
【愛犬・愛猫の健康を第一に考えるあなたへ】
ペットフードの製法でここまで違う!
オーブンベイクド製法とエクストルーダー製法を徹底比較
ペットの健康を支える大切な毎日のごはん。
ペットフード市場には数え切れないほどの商品が並んでいます。
その中で「どれを選べばいいのか?」と悩む飼い主さんは多いのではないでしょうか。
「どんな原材料を使っているか」だけでなく、「どのように作られているか」も、実は大きな違いを生むことをご存じでしょうか?
現在、市場のほとんどのドライフードは「エクストルーダー製法」で作られています。
一方で近年注目を集めているのが、「オーブンベイクド製法」と呼ばれ、天然由来の原材料そのものの香りと栄養価が極力損なわれないように”低温でじっくり焼き上げる”製法です。
今回は、この二つの製法を比較しながら、それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
エクストルーダー製法とは?
多くのドライフードで採用されているのがエクストルーダー製法で、もっとも一般的な製造方法です。
粉砕した原料に高温・高圧を加えて一気に押し出すことで、短時間で大量生産できるという利点があります。私たちがスーパーやホームセンターでよく目にするフードの大半はこの製法で作られています。
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メリット
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生産コストが低く、価格を抑えやすい
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成形や保存性に優れている
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市場に広く流通しているため、手に入れやすい
- 高温処理により雑菌リスクを減らせる
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デメリット
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製造時の熱や圧力で、一部の栄養素が失われやすい
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消化にやや負担がかかる場合がある
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香りや風味が人工的になりやすい
- 必須栄養分、ビタミン、ミネラル、オメガ等を破壊してしまう
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つまり、エクストルーダー製法は「安定供給」や「コスト面」で優れる一方、素材本来の栄養や風味を十分に活かしきれない部分があるのです。
また、加熱で失われた風味を補うために「オイルコーティング」を行うケースも多く、開封後に酸化が進みやすいという点には注意が必要です。
■ オーブンベイクド製法とは?
オーブンベイクド製法は、パンやクッキーを焼くように、低温でじっくりと時間をかけて焼き上げる方法です。
一見シンプルですが、手間もコストもかかるため、市場ではまだ珍しい存在です。
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メリット
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低温調理により、ビタミンやミネラルなどの栄養素が保持できる
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素材の風味や香ばしさが引き立ち、嗜好性が高い
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密度が高いため、少ない量でも満足感が得られる
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消化吸収がスムーズで、胃腸への負担が少ない
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デメリット
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製造に手間と時間がかかるため、価格がやや高め
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生産量が限られており、取り扱うブランドが少ない
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オーブンベイクド製法は、「効率」よりも「質」を重視した製法といえるでしょう。
新鮮なお肉をそのままレシピに取り入れ、香りや風味をしっかりと引き出しながら、消化にやさしい成分を活かし、タンパク質やビタミンの栄養価をしっかりと守ることができます。
さらに、オーブンでじっくり焼き上げることで、キブル(粒)の密度が最大20%ほど高くなります。そのため、一般的なフードよりも少ない量でしっかりと満腹感が得られるのです。
結果として、愛犬・愛猫は**「少ない量でしっかり満腹」**を実感でき、食べすぎの防止や体重管理にもつながります。
■ どちらが良いの?
どちらの製法にもメリットとデメリットがあります。
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オーブンベイクド製法
→ 栄養や風味を活かしやすい/消化吸収に優れる/少量でも満足しやすい
→ 製造コストが高く、一般的なフードより価格は高め -
エクストルーダー製法
→ コストを抑えられる/大量生産が可能で手に取りやすい価格帯
→ 高温で栄養素が失われやすい/食いつきを補うために添加油が必要になることも
両者を比較してみると
特徴 | エクストルーダー製法 | オーブンベイクド製法 |
---|---|---|
製造方法 | 高温高圧で押し出す | 低温でじっくり焼き上げ |
栄養保持 | 一部損なわれやすい | 壊れにくく保持されやすい |
食感 | 軽く膨らんだ形状 | ぎゅっと詰まった密度感 |
嗜好性 | 香料に頼ることが多い | 素材の風味を活かす |
消化吸収 | やや負担がある場合も | 吸収しやすく体にやさしい |
コスト | 比較的安価 | 高め |
どちらを選ぶべき?
「どちらが正解」というわけではありません。飼い主さんが“何を優先したいか”で選ぶのが大切です。
エクストルーダー製法は、コストを抑えて日常的に与えやすい点で魅力的ですし、オーブンベイクド製法は、より自然に近い形で栄養と美味しさを届けたい飼い主さんに向いています。
ただ、近年はペットも“家族”として長く健康に過ごしてほしいという想いから、オーブンベイクド製法に注目する飼い主さんが増えています。
「少しでも体にやさしいごはんを選びたい」「食が細い子でも美味しく食べてほしい」という方には特におすすめです。
オーブンベイクドトラディション - Oven-Baked
■ 厳選された原材料へのこだわり
オーブンベイクドトラディションに使用されている原材料は、すべて人間が食べても問題のないレベルの品質。
さらに…
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小麦・とうもろこし・大豆は一切不使用(アレルギーに配慮)
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人工の酸化防止剤・着色料・香料も不使用
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グレインフリーのラインナップあり
小麦・大豆・とうもろこし不使用で安心
オーブンベイクドトラディションの全てのペットフードは、小麦・大豆・とうもろこしを一切使用していません。
これらの原材料は一般的なペットフードに多く使われますが、実は犬や猫にとってアレルギーや消化不良の原因になりやすい食材でもあります。特に小麦や人工添加物は皮膚トラブルや下痢の原因になることがあり、大豆も豆類の中ではアレルギーリスクが高いとされています。
そこでオーブンベイクドトラディションでは、これらを排除し、アレルギーの原因になりにくいグレインフリーのレシピを採用。お腹が敏感な子や、アレルギーに悩むワンちゃん・ネコちゃんでも安心して食べられる設計になっています。
「体にやさしい安心感」もまた、このフードの大きな魅力です。
犬・猫にとって必要のない人工添加物は不使用
市販のペットフードの中には、BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤が使われているものも少なくありません。これらは酸化を防ぎ長期保存を可能にする一方で、犬や猫の体への安全性について懸念が残る添加物です。
オーブンベイクドトラディションでは、安全性を最優先に考え、ミックストコフェロール(ビタミンE)・クエン酸・ローズマリーエキスといった天然由来の酸化防止剤を採用しています。化学的に合成された成分ではなく、自然由来の原料を活用することで、安心して毎日の食事に取り入れることができます。
また、人工酸化防止剤だけでなく、人工着色料や香料も一切不使用。ペットフードの中には「見た目を良くするため」に着色料を添加しているものもありますが、犬や猫は人間のように食べ物の色で食欲を判断することはありません。犬・猫にとって大切なのは「香り」であり、着色料は健康に不要なうえ、時にアレルギーの原因となることもあります。
つまり、着色料はペットのためではなく、飼い主の目を惹くためだけの存在なのです。
「愛犬・愛猫目線で作られている」オーブンベイクドトラディションが愛犬家・愛猫かから信頼されている大きな理由のひとつです。
高品質な原材料が主原料
もうひとつ見逃せないのが、主原料に高品質な肉類、魚類をしっかり使用している点です。
安価なフードの多くはコストを下げるため、トウモロコシや小麦などの穀物を主原料として配合しています。その結果、低タンパク・高炭水化物の内容になりがちで、本来「肉食寄りの雑食」である犬、「完全肉食」である猫は消化・栄養バランスを十分に考慮したものとは言えません。
それに対してオーブンベイクドトラディションは、肉・魚原材料をベースに作られているため、犬や猫にとって欠かせない動物性タンパク質をしっかり摂取できます。タンパク質は筋肉や皮膚、被毛の健康はもちろん、免疫力の維持にも重要な栄養素です。
さらに、肉・魚を主原料とすることで嗜好性も高まりやすく、人工香料や調味料に頼らなくても自然な食いつきが期待できる点も大きな魅力です。実際に、これまで穀物主体のフードを与えていた犬や猫がオーブンベイクドトラディションに切り替えることで、下痢や吐き戻しといった消化不良が減ったという声も少なくありません。
■ 健康を支える栄養バランス
オーブンベイクドトラディションのフードには、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がバランスよく配合されています。
これらの脂肪酸は、
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皮膚の健康維持
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毛並み・毛艶の改善
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炎症を抑える働き
などに深く関わります。
実際に「毛並みが良くなった」「艶が出た」といった声が多いのは、この栄養設計が関係していると考えられます。
この理由は、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われているほかに、毛並み・毛艶に関わる成分であるオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の含有量が関係していると考えられます。
これら2つの脂肪酸は、どちらかに偏らず適度なバランスで摂ることが大切とされています。
さらに、肉類・魚類を中心とした動物性タンパク質がしっかり配合されているため、犬や猫本来の食生活に近い栄養摂取が可能です。
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
さらに、肉類や魚類を中心とした動物性タンパク質をしっかり配合しているため、犬や猫の本来の食生活に近い栄養を摂ることができます。
タンパク質・脂質・エネルギー量も全体的にバランスよく設計されており、ライフステージや運動量に合わせて選びやすいラインナップです。
■ 食いつきはどうなの?
「人工香料を使っていない分、食いつきが悪いこともある」というレビューもあります。
しかしこれは裏を返せば、「不自然に味付けされていない」=安心できる証拠。
食いつきが気になる場合は、
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少しずつ混ぜて切り替える
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ウェットフードやトッピングを組み合わせる
といった工夫で解決できるケースも多いです。
また、小麦に比べれば少ないものの、とうもろこしがアレルギーの原因になることもあります。
■ 豊富なラインナップで、ライフステージに対応
オーブンベイクドトラディションは、年齢・体質に合わせて選べるように多彩なラインナップが用意されています。
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子犬用・子猫用(パピー チキン)
成長期に必要な高タンパク・高脂質設計。育ち盛りをしっかりサポート。 -
成犬用・成猫用(チキン/フィッシュ)
標準的な運動量の成犬・成猫向けの成分バランス。成犬・成猫用のとフィッシュ(ドライタイプ)はチキンよりも脂質とカロリーが控えめになっており、食の好みだけでなく食事量や運動量に合わせて選ぶことができます。 -
シニア&ウエイトマネジメント
加齢による代謝低下や、歳をとったシニア犬・シニア猫と食欲旺盛で給餌量の調整が難しい太りやすい子に配慮した栄養設計。 -
グレインフリーシリーズ(チキン/フィッシュ)
食物アレルギーや敏感な胃腸を持つペットのための穀物不使用レシピ。
高タンパク・高脂質なものから控えめなものまで揃っているため、個体差に応じて選びやすい。 -
セミモイスト(フィッシュ)
ドライタイプよりも水分を多く含み、弾力のあるしっとり柔らかい食感。シニア犬・シニア猫や歯が弱い子にも食べやすい。 -
ヴィーガン
動物性由来の原材料不使用!有機ヘンプシードはオメガ脂肪酸、たんぱく質、植物繊維、ミネラル、抗酸化物質といった栄養素を有害するヴィーガンには嬉しい食材です。
*現在、鳥インフルエンザのため”フィッシュ”以外の味は入荷未定となっております。
■ まとめ:安心・安全と美味しさを両立するフード
オーブンベイクドトラディションは…
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栄養素を守るオーブンベイクド製法
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人間基準の高品質原材料
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アレルギーに配慮したグレインフリー
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豊富なライナップでライフステージに対応
といった多くの魅力を備えています。
格安フードと比べると価格は高めですが、**「長く健康に生きてほしい」**という想いを持つ飼い主さんにとって、確かな価値がある選択肢です。
愛犬や愛猫の体調やライフスタイルに合わせて、ぜひ一度取り入れてみてください。
・オーブンベイクド犬・猫ドライフード
1. アダルトフィッシュ 犬用↓
2. グレインフリーフィッシュ(穀物不使用) 犬用↓
3. セミモイスト フィッシュ 犬用↓
4. ビーガン 犬用↓
5. 犬用デンタルおやつ↓
6. アダルトフィッシュ 猫用↓
7. グレインフリーフィッシュ(穀物不使用) 猫用↓
8. セミモイスト フィッシュ 猫用