2025.07.08

夏の暑さはペットの食欲を奪う?

ペットも夏バテする?

~暑い季節の食欲不振を防ぐコツとおすすめの食事法~

 

☀️ 夏の暑さはペットの食欲を奪う?

夏本番。
私たち人間が「食欲がなくなる」「冷たいものばかり欲しくなる」と感じるように、
犬や猫も暑さや湿度の影響を強く受けます。

「最近なんだか食べる量が減った…」
「お気に入りのフードを残すようになった…」
そんな時は、**“夏バテ”**が始まっているサインかもしれません。

 

🔍 なぜ夏に犬や猫の食欲が落ちるの?

犬や猫は人間と違って、汗をかいて体温を下げることができません。
その代わりに呼吸で熱を逃がしたり、涼しい場所を探して体を冷やしますが、
高温多湿の環境が続くと、うまく熱を逃がしきれずに体に熱がこもってしまいます。

特に次のような状況が重なると、体力が奪われ、胃腸の働きが弱まってしまうのです。

  • 🌡️ 湿度の高さ
     湿気が多いと熱が体にこもりやすく、だるさを感じやすくなります。

  • 🌙 寝苦しさ・睡眠不足
     暑さで眠りが浅くなると疲れが取れず、体調を崩しやすくなります。

  • 💧 水分不足
     汗をかかない分、気づかないうちに脱水が進みがち。
     水分不足は消化機能の低下を引き起こし、食欲も落ちやすくなります。

このため、室内でエアコンをつけていても安心はできません。
涼しくしているつもりでも、湿度が高いと熱中症や夏バテのリスクは残っています。

 

🐾 シニア期や子犬・子猫は特に要注意!

若くて元気な子でも暑さには弱いですが、
とくに 高齢の犬や猫、持病がある子犬・子猫 は体温調節機能が未発達だったり衰えていたりします。

ちょっとした暑さでも食欲がガクンと落ちることがあるので、
こまめな水分補給と食事管理がとても大切です。

 

🚨 食欲不振が続くとどうなる?

「今日は食べなかったけど、明日は大丈夫かな…」
と放っておくと、思わぬトラブルを招くことがあります。

  • 💧 脱水症状
     ごはんを食べない=水分も摂れない状態が続き、脱水に。

  • 💩 便秘や腸の動きの低下
     水分と食事量が減ると便が硬くなり、排泄トラブルに。

  • 😔栄養不足・体重減少
     十分な栄養が摂れず、体力が落ちて夏バテを加速させます。

  • 🤒 免疫力の低下
     胃腸が弱ると腸内環境が乱れ、体の免疫力も落ちて病気にかかりやすくなります。

 

元気がない日が続く時は…

「いつものフードを残す」「お水をあまり飲まない」など、
少しでも異変を感じたら、
まずは水分補給の方法を見直し、食事の温度・香り・与え方を変えてみるのがポイントです。

大切なのは、「ちょっとおかしいな」と思った時に、すぐに気づいてあげること。
小さな工夫で、夏の食欲不振はしっかり防げます!

 

① 【犬・猫の熱中症対策、できていますか?】

〜室内でも油断できない!夏の隠れ熱中症を防ぐポイント〜

暑い季節に必ず注意したいのが、犬猫の熱中症
「外に散歩に行かないから大丈夫」「エアコンをつけているから安心」…
実はこう思い込んでいる方がとても多いのです。

でも実際は、室内でも熱中症は起こります!
犬や猫は私たち人間より汗腺が少なく、体温調節が苦手。
さらに被毛で覆われているため、室内の蒸し暑さや直射日光を浴びた床で体温がこもり、
気づかないうちに体温が急上昇してしまうことも。

特に要注意なのが…

  • 留守番中の温度管理不足

  • 直射日光が差し込む場所でのお昼寝

  • 湿度が高い部屋

 

【すぐにできる!室内熱中症対策】
✅ エアコン+除湿機で湿度50%前後にキープ
✅ サーキュレーターで空気を循環させる
✅ ペットの寝床は涼しい場所に移動
✅ ひんやりマットやクールベストを活用
✅ お水は複数の場所に設置し、いつも新鮮に

わんちゃん・猫ちゃんの様子がいつもと違うな…と感じたら、
呼吸が荒い/ぐったりしている/ヨダレが多い、は熱中症サインかもしれません。

暑さが本格化する前に、できる対策をしっかり準備しておきましょう!

② 【夏の皮膚トラブルに要注意!】

〜かゆみ・湿疹・脱毛の原因とケアの基本〜

7月の高温多湿は、犬猫の皮膚にとって大敵。
蒸し暑さや汗、汚れが原因で、かゆみ・湿疹・脱毛といった皮膚トラブルが一気に増えます。

特に注意したいのが…

  • 蒸れによる皮膚炎

  • ノミ・ダニなど外部寄生虫の繁殖

  • 湿度で悪化しやすいアレルギー症状

夏は散歩後に湿った被毛が乾きにくく、皮膚のトラブルが進行しやすい季節。
さらにノミやダニは暖かく湿った環境で一気に増えるので、油断は禁物です。

 

【自宅でできる夏の皮膚ケア】
✅ ブラッシングで通気性をキープ
✅ 定期的なシャンプーで皮脂・汚れをオフ
✅ ノミ・ダニ予防薬は忘れずに
✅ 皮膚を乾かすときはドライヤー+タオルドライでしっかり乾燥
✅ 痒がる様子があれば早めに獣医さんへ

トラブルが出てからでは治療に時間もコストもかかります。
「今年は大丈夫」と思わずに、毎日のケアで皮膚を守ってあげてください。

③ 【夏バテするのは人だけじゃない!】

〜犬猫の食欲不振を防ぐ5つのコツと水分たっぷりレシピ〜

夏になると、
「急にごはんを残すようになった」
「いつものフードを食べなくなった」
といった相談がとても増えます。

犬や猫も人間と同じで、暑さや湿度が続くと胃腸の働きが弱まり、食欲が落ちてしまうのです。
食べない日が続くと、脱水や栄養不足で免疫力も低下してしまいます。

だからこそ、この時期は「いつもと同じ」ではなく、
ちょっとした工夫で美味しく水分と栄養を摂れるようにすることが大切です。

食欲不振を防ぐ!自宅でできる5つの工夫

1.食事の温度を見直す

冷たいままのフードは香りが立ちにくく、食いつきが落ちる原因に。
常温に戻したり、少しだけお湯をかけて温めると香りが立って食欲が刺激されます。


2.新鮮なお水をたっぷり用意する

脱水を防ぐためにも、お水はいつでも清潔で新鮮に
複数の場所にお皿を置いたり、循環式の給水器を使うのもおすすめです。


3.食事の量を小分けにする

暑い日は一度にたくさん食べるのが負担になることも。
1日分を小分けにして、食べやすい量で何回かに分けて与えると負担が減ります。


4.ウェットフードやピューレを取り入れる

ドライフードだけだと水分が不足しがち。
そんな時は水分が多いウェットフードやピューレを上手に取り入れて、
美味しく水分補給をサポートしましょう。


5.香りや味のバリエーションを変える

味に飽きてしまった子には、
スープやトッピングをプラスして**“いつもと違う特別感”**を演出するのがおすすめ。



 

『ファンタジーのオススメ商品』

🐶💧 夏バテ予防におすすめ!水分たっぷりの食事

暑い季節に大活躍するのが、ピューレ・ジェラート・ヨーグルト・ウェットタイプのごはんです。

例えば…

【ニュートリディライト ピューレ】
おやつとしても主食のトッピングとしても使える、嗜好性バツグンのピューレ。
水分補給が苦手な子も、ペロペロなめて美味しく水分チャージ!

 

【ペット用ジェラート】
夏にぴったりの、ひんやり美味しいおやつ。
暑さで食欲が落ちがちな子も、デザート感覚でペロッと食べられます。
水分補給しながら、気分転換やご褒美にも◎

【ペット用ヨーグルト】
お腹にやさしい乳酸菌入り。
水分と一緒に腸内環境も整えられるので、食欲が落ちやすい夏にぴったり。
フードにトッピングして香りをプラスするのもおすすめです。

【ペット用クリーム】
おやつにもトッピングにも使えるクリームタイプ。
滑らかな口当たりで、食べムラがある子やシニアにも食べやすいのがポイント。
好きなフードに混ぜて、楽しく美味しく水分&栄養補給をサポート!

【キャットウォーター/ドッグウォーター】
普段のお水を特別なケアウォーターに。
Phを整えた専用ウォーターで、飲水量が少ない子の水分補給を無理なくサポート。
お腹にやさしく、腎臓や泌尿器の健康維持にもおすすめです。

【ウェットフードシリーズ】
約80~90%が水分だから、ドライフードより自然に水分補給ができます。
香りが豊かで食欲をそそり、夏バテ気味の子にもおすすめです。

 

🌿 まとめ ~ちょっとした工夫で「食べない」を防ごう~

夏の食欲不振は、飼い主さんが気づいてあげることで改善できるケースがたくさんあります。

✅ 温度・香り・水分量を見直す
✅ いつもより食事に変化をつけてみる
✅ 水分たっぷりのフードで自然に水分補給を

ちょっとしたひと工夫で、暑い夏も元気に乗り切りましょう!