2025.07.29

帰省や旅行の後に… 環境変化ストレスに気づいてますか?

夏は帰省や旅行のシーズン。

「ペットと一緒に実家に行った」「ペットホテルに預けた」など、お出かけする機会が多い時期です。

でも帰宅後…
「なんだか元気がない」「ごはんの食いつきが悪い」「下痢気味かも?」
そんな変化に心当たりはありませんか?

それ、もしかしたら環境変化によるストレスかもしれません。

 

環境の変化はペットにとって大きな負担

私たち人間にとっては「いつもと違う場所で楽しく過ごす」ことも、犬や猫にとっては緊張や不安の連続になることがあります。
特に動物は**“いつも通り”の環境やルーティン**に安心感を感じる生き物です。

例えば、以下のような変化は、彼らにとってとても大きな刺激です:

  • 車や電車などによる長時間の移動

  • 普段と違う気温・音・においの場所

  • トイレの場所が変わる/落ち着いて眠れない

  • 飼い主が近くにいない(ペットホテルやお留守番)

さらに、帰宅後も、生活リズムがズレたままだったり、飼い主が忙しかったりすると、心が休まる暇がありません。

このような“小さなストレスの積み重ね”が、身体の不調として現れてくるのです。


 

ストレスのサインはこんなところに…

ストレスは外から見えにくいもの。でも、ペットはちゃんと“サイン”を出しています
以下のような行動や変化が見られたら、心身に負担がかかっているかもしれません:

🐶 犬の場合

  • ごはんを急に食べなくなる/選り好みする

  • 下痢や軟便、逆に便秘ぎみに

  • 落ち着きがなく、ソワソワ歩き回る

  • 飼い主のそばを離れたがらない/急に吠えるようになる

  • 眠りが浅く、すぐ起きる

🐱 猫の場合

  • 毛づくろいの回数が増える(過剰グルーミング)

  • ごはんに手をつけずじっとしている

  • 隠れる/高いところに登って降りてこない

  • トイレ以外の場所で粗相をする

  • 呼んでも反応が薄い、目を合わせない

これらは「病気」とまではいかなくても、体調が崩れ始めているサイン
早めに気づいて、心と体を整えてあげることがとても大切です。


 

おうちに戻ったら、“安心と整える時間”を

環境の変化で受けたストレスを和らげるには、「いつもの日常」に戻してあげることが第一です。
以下のような工夫が、ペットの安心感につながります。

🏠 おうち環境を「安心のベース」に

  • 帰宅後はすぐにいつもの寝床・トイレ・フードに戻す

  • 香りの強いものは避けて、静かで落ち着いた空間

  • お気に入りの毛布やおもちゃで「自分のにおい」に囲まれると安心しやすい

⏰ リズムを早く整える

  • 食事・トイレ・散歩の時間を元通り

  • 夜はしっかり眠れるよう、日中は適度に遊んで疲れさせてあげる

👩無理にかまわず、見守る姿勢も大切

  • 不安そうでも無理に抱っこせず、そっとそばにいるだけでも安心します

  • 回復には1〜3日かかることも。焦らず見守ってあげましょう

💧 お腹にやさしい食事と水分補給を

  • 食欲がない場合は、香りのよいウェットフードやスープ状のおやつから少しずつ

  • 消化に負担をかけないフード、整腸サプリの併用もおすすめです

 

こんな商品も役立ちます!

🛏 【安心感を与えるリラックスグッズ】

  • フェロモンスプレー/拡散器:猫や犬の“安心ホルモン”を模した香りで、心を落ち着かせます

  • ふわふわブランケット・ハウス:においのついた寝具で安心感を

🍽 【おなかにやさしい食事】

  • 消化サポート系のウェットフード

  • 発酵食材入りのおやつやサプリ(例:ヤギミルク、乳酸菌入りクッキーなど)

  • 水分たっぷりのピューレやスープ:食欲が落ちた時も“なめて食べる”から始められます

 

 

☘️ まとめ:

旅行や帰省は、ペットにとって「がんばった」出来事。
だからこそ、帰ってきたあとは“いつも通り”の安心感をたっぷりあげて、心と体を整えてあげましょう。

疲れた胃腸には、やさしい食事水分補給を。
不安な気持ちには、落ち着ける空間飼い主さんのぬくもりを。

ちょっとしたケアの積み重ねが、ペットの健康を守ります✨